千歳サテライトの先生方との出会い

前回の記事では、小樽学習支援センターを運営する学習塾アンフィニの特徴や、学習塾として通信制高校へ通う生徒たちへ、どのようなサポートをしてきたかをご紹介させていただきました。

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そこで、今回は実際に学習塾アンフィニが日本航空高校(通信制課程)のサポート校として登録されるまでの経緯をお話ししたいと思います。

学習塾アンフィニがサポート校になるまで

学習塾アンフィニを運営する中で、通信制高校へ通う子たちへ講義する機会も数多くありました。

「看護師になるために看護学校を受験したい」

「英語を勉強して英文科に進みたい」

「栄養士になりたい」

など、目標はさまざまです。

しかし、一様に抱える悩みが、通信制高校へスクーリングへ行くための時間的または精神的な負担でした。

 

前回の記事でもお話しした通り、小樽や余市・倶知安の生徒が札幌の通信制高校へ通うには、交通アクセスの問題や、混雑している電車を使って長時間移動しなければならないなど、複数のハードルがあります。さらに、通学している通信制高校のスクーリングが、志望校の受験内容に直結していないという、根本的な課題も抱えていました。

 

このような状況をどうにか打開できる方法はないだろうかと思案していたところにかかってきたのが、日本航空高校(通信制課程)千歳サテライトを運営・授業を担当している先生からのお電話です。

 

千歳サテライトの先生方との面談

日本航空高校(通信制課程)千歳サテライトの先生から初めてお電話をいただいたのが2014年の夏、それから何度かお会いし、2014年の冬に学習塾アンフィニが運営する日本航空高校(通信制課程)小樽学習支援センターが誕生することになります。

 

サラリと書きましたが、打ち合わせは小樽と千歳で複数回行いました。まず最初の面談は、小樽の学習塾アンフィニの教室で行いました。約2時間近く、日本航空高校(通信制課程)の教育理念や特徴、千歳サテライトの様子やシステムなをどをうかがいました。また、学習塾アンフィニの指導方針や講義の特徴、運営の想いなどもご説明させていただきました。この中で、互いの理念が一致しているかどうかや、学習塾アンフィニがサポート校として活動できるかなどを判断していきました。

 

お電話を頂戴した当時の私は、通信制のサポート校の役割や位置づけ、すべきことなどがほとんどわからない状態でした。しかし、この面談を通して十分理解し、「サポート校として活動していきたい!」という想いを一層強く持つようになりました。

 

千歳サテライトへの訪問と専門学校見学

最初の面談の後、電話やメールでのやり取りを続け、さらに千歳サテライトへもお邪魔させていただきました。

 

千歳サテライトでは、訪問した日がスクーリングのスケジュールと合わず、実際に授業の様子を見ることはできませんでしたが、日本航空高校(通信制課程)千歳サテライトの教室や、日本航空専門学校を見学してまわらせていただきました。

こちらが、当時の千歳サテライトの様子。

私が訪問したのは、ちょうど大きな教室へ引っ越す直前で、まだ小さい教室でした。

今は在籍している生徒も増え、もっと大きな教室で授業しています。

専門学校内の様子。写真は訓練用の機内の一部です。

千歳サテライトは専門学校と校舎が同じため、入学時には航空関連の仕事に興味のなかった子も、どんどん興味を持ちだして専門学校へ進学する生徒も多いようです。

私も、実際に飛行機やエンジンを目の当たりにすると、その大きさや複雑さにワクワクしました。進路を決めかねている十代の子供たちなら、なおのことでしょうね(^^)

廊下を歩いていると、専門学校の生徒たちが立ち止まって挨拶してくれたのも印象的でした。礼儀作法がしっかりしていて、社会に出てからも十分通用するだろうなと感じる生徒ばかり。やはり、目標を明確にもって努力している人は、身なりや生活態度もしっかりするのだと思います。

 

 時間的な余裕がなく、お誘いを受けた学食が食べられなかったのが唯一の心残りですが、大変充実した時間を過ごすことができました。

 


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